機械知能航空コース概要

機械知能航空コースの特色

機械知能航空コース(岩大機械)は「航空宇宙分野」、「知能ロボティクス分野」、「機械システム分野」の多様な分野をカバーしており、航空宇宙、ロボット、自動車、スマートフォンのほか、環境、エネルギー、医療、福祉など、広い分野で必要とされる機械工学を楽しく学び、研究活動ができます。岩大機械の学生は、研究成果を各種学会で発表しており、数多く表彰されるなど、高く評価されています。

日本生体医工学会 生体医工学シンポジウム2024 ポスターアワード 受賞写真

日本生体医工学会 生体医工学シンポジウム2024
ポスターアワード 受賞写真

日本福祉工学会 第28回学術講演会 優秀発表賞 受賞写真

日本福祉工学会 第28回学術講演会
優秀発表賞 受賞写真

本コースには3つの教育研究分野が設置されています。

教育研究分野 各分野の教育内容 
航空宇宙分野 主に航空宇宙システム工学の課題に対応して、流体力学、航空流体工学、伝熱工学、固体力学、材料力学、航空宇宙システム工学、制御工学などを中心に、機械工学や航空宇宙工学の基礎と幅広い実践能力を養います。
知能ロボティクス分野 主にバイオ・ロボット工学の課題に対応して、機械力学、プログラミング、生体工学、センシング工学、システム制御工学、ロボティクス工学などを中心に、機械工学やバイオ・ロボット工学の基礎と幅広い実践能力を養います。
機械システム分野 主に機械システムの課題に対応して、機械製図、CAD、機械加工学、粘性流体工学、熱力学、燃焼工学、計算力学、精密工学などを中心に、機械工学や機械システム工学の基礎と幅広い実践能力を養います。

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

<理工学部・理工学科共通>

【知識・技能】

  • 高等学校卒業にふさわしい一般基礎学力を修得しているとともに、より広い教養と深い専門性を身に付けたいという意欲をもつ人
  • 理工学分野の専門の学修を始めるのに必要な知識と技能を獲得している人

【思考力・判断力・表現力等の能力】

  • 修得した知識と技能を組み合わせて、論理的な思考に基づく適切な判断ができるとともに、それを適切に他者に表現することができる人

【主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度(主体性・多様性・協働性)

  • 自らが選択する専門分野の学修に、主体的に取り組もうとする人
  • 大学での学びのなかで、広く社会との関わりに関心をもち、積極的に多様な人々と協働しようとする人

<地域協創ものづくりプログラム(総合型選抜)>

【知識・技能】

  • 工学を学ぶために必要な基礎的な学力を持つ人
  • ものづくりに対する経験をもつ人

【思考力・判断力・表現力等の能力】

  • ものづくりを実践するために必要な思考力と判断力をもつ人
  • ものづくりを実践するために必要なコミュニケーション能力をもつ人

【主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度(主体性・多様性・協働性)】

  • ものづくりに関心をもち、独自技術を開発したいという意欲をもつ人
  • 地域課題に関心をもち、主体性をもって協働できる人

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

機械知能航空コースの教育目的と修得すべき能力に則り、所定の教育課程を修了し、以下の各項目を身につけた学生に「学士(工学)」の学位を授与する。

【知識・理解】

  1. 豊かな教養を身につけ、理工学に関する幅広い基礎知識と、機械工学に関する基礎的な専門知識を身につけている。

【思考・判断】

  1. 豊かな教養と専門分野等の知識に基づいて論理的に思考し、問題解決のための方策を提案できる。

【技能・表現】

  1. 機械工学分野の機器及び情報関連機器を活用し、機械の知能化等によって所望の機能を実現するための基礎的な能力を身につけている。
  2. 日本語と英語による論理的な表現力とコミュニケーション能力の基礎を身につけている。

【関心・意欲・態度】

  1. 機械工学関連分野の進展に関心を持ち、専門的知識を活用しながら主体的に学習することができる。
  2. 機械工学に関する知識や技能を生かして、持続可能な社会に貢献する意欲と態度を持っている。