佐々木誠 研究室

 岩手大学 理工学部 システム創成工学科 
         機械科学コース バイオ・ロボティクス分野

ライフサポート研究会

■活動概要

本研究会では,高齢者や障害者の生活支援ならびにリハビリテーション支援を行う様々な機器開発に挑戦しています.


■メンバー

佐々木 誠(岩手大学 理工学部 システム創成工学科 機械科学コース 准教授)

鎌田 勝裕(株式会社パターンアート研究所 ライフサポートプロジェクト リーダー)

中山 淳(一関工業高等専門学校 制御情報工学科 教授)

柴本 勇(聖隷クリストファー大学 リハビリテーション学部 言語聴覚学科 教授)  


■研究内容

 筋電バイオフィードバック装置(LEDメーター)の開発

筋の活動状態をLEDで可視化するポケットサイズの「LEDメーター」を開発しました.
左の写真は,摂食嚥下障害者の舌骨上筋群を鍛えるために用いたバイオフィードバック訓練の一例です.

* 現在,東北地方や東海地方の病院施設で,評価を行って頂いております.
* ことばと気持ちを伝えるコミュニケーションアプリ「指伝話」とのコラボを開始しました(動画12
* 本装置の問い合わせは,こちらまで.




 2チャンネル筋電スイッチ(ポータブル筋電計)の開発

表面筋電位を利用した入力装置「2チャンネル筋電スイッチ」を開発しました.
本装置は,腕や顔など随意運動可能な部位であれば,どこでも使用できます.
また,EMGやIEMGをモニタリングするための2チャンネル表面筋電計として利用することも可能です.

* 市販のナースコールや意思伝達装置に簡単に接続できます.
* 筋活動を可視化することで,バイオフィードバック訓練に応用できます.
* 本装置の問い合わせは,こちらまで.



 リハビリテーション遊具への応用

株式会社タミヤからは,ロボクラフトシリーズというユニークなおもちゃがたくさん販売されています.
これらのおもちゃを「筋肉」で動かせたら,障害児のリハビリテーションや教育に使えるのでは?
そういった発想で,筋電スイッチでタミヤ製おもちゃを動かしてみました.大人も夢中になる面白さです.

* 本遊具の問い合わせは,こちらまで.



 フレキシブル多チャンネル電極&アンプBOXの開発

舌骨上筋群の表面筋電位から舌運動を識別するために,フレキシブル基板を用いた22チャンネルアクティ
ブ電極&アンプBOXを開発しました.
電極の形状,配置,チャンネル数等は自由に変更できるため,使用用途に合わせた電極開発も可能です.

本装置の詳細は,下記論文を参照ください.
Makoto Sasaki et al., Tongue Interface Based on Surface EMG Signals of Suprahyoid Muscles
ROBOMECH Journal, 3:9, DOI:10.1186/s40648-016-0048-0, 2016






 構音評価・訓練アプリ『スピトレ』の開発

スマートフォンやタブレットを用いた,構音評価・訓練用アプリを開発しました.
①評価編:発音,発声持続時間,声量を評価・記録するアプリです(動画).
②トレーニング編:Sphero社のロボティックボールを「声」で操作する訓練用アプリです(動画).

* 本アプリ(Android用)の問い合わせは,こちらまで.


■活動実績

■助成金

・財団法人いわて産業振興センター研究開発支援事業委託研究 採択,2011年度
 (研究代表者:岩手大学 佐々木誠)

・JST研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP探索タイプ) 採択,2011年度
 (研究代表者:岩手大学 佐々木誠)

・JST復興促進プログラム(A-STEP探索タイプ) 採択,2012年度
 (研究代表者:岩手大学 佐々木誠)

・ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金 採択,2013年度
 (株式会社パターンアート研究所)

・JST研究成果最適展開支援プログラムハイリスク挑戦タイプ(復興促進型) 採択,2014年度
 (企業責任者:株式会社パターンアート研究所 鎌田勝裕,研究責任者:岩手大学 佐々木誠)

・花巻市成長分野進出事業 採択,2015年度
 (株式会社パターンアート研究所)

■学会発表

・Makoto Sasaki, Kohei Onishi, Atsushi Nakayama, Katsuhiro Kamata, Dimitar Stefanov, Masaki Yamaguchi
 A System for Tongue Motor Function Training, Proc. of the SICE Annual Conference 2013, pp.1598-1599, 2013

・大西康平,佐々木誠,中山淳,鎌田勝裕,箱崎義英,山口昌樹
 舌インタフェースを用いた口腔機能訓練支援システムの提案,第28回リハ工学カンファレンス, 2013
 (最優秀演題 受賞)

・Makoto Sasaki, Kohei Onishi, Atsushi Nakayama, Katsuhiro Kamata, Dimitar Stefanov, Masaki Yamaguchi
 Tongue Motor Training Support System, 36th Annual International Conference of the IEEE Engineering in Medicine and
 Biology Society (EMBC 2014), pp. 3582-3585, 2014

・大西康平,佐々木誠,中山淳,鎌田勝裕,山口昌樹
 口腔機能向上を目的とした表面筋電位による舌の動作識別,日本人間工学会第55回大会,2014
 (最優秀研究発表奨励賞 受賞)

・佐々木誠,大西康平,中山淳,柴本勇,鎌田勝裕
 舌骨上筋群の表面筋電位を用いた舌運動の識別とその可視化法,日本顎口腔機能学会第53回学術大会,2014
 (優秀賞 受賞)

・伊藤駿平,大西康平,太田悠希,鎌田勝裕,中山淳,柴本勇,佐々木誠,山口昌樹
 高齢者の頭部運動と顎下部形状の関係性,第48回日本生体医工学会東北支部大会,2014

・鎌田勝裕,柴本勇,佐々木誠,中山淳
 構音障害自主訓練用支援アプリケーションの開発,第16回日本言語聴覚学会,2-4-01,P.219,2015

・伊藤駿平,柴本勇,中山淳,鎌田勝裕,佐々木誠
 嚥下障害者を対象とした舌運動識別法に関する基礎的検討,4校学術交流会,2015
 (優秀発表賞 受賞)

・佐々木誠,伊藤駿平,中山淳,鎌田勝裕,柴本勇
 多チャンネル表面筋電図を用いた舌押し付け力の推定,第21回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会,2015

・Isamu Shibamoto, Makoto Sasaki, Atsushi Nakayama Katsuhiro Kamata, Aya Hirata
 The volitional control of swallowing sounds in elders,Asia Pacific Conference of Speech Language and Hearing (APCSLH)
 2015, PS-2-015, 2015

・Isamu Shibamoto, Makoto Sasaki, Atsushi Nakayama Katsuhiro Kamata
 Identification of the tongue motion and dry swallow by suprahyoid muscles activity pattern using multi-channel surface
 EMG,DRS 2016 Annual Meeting, 2016

■展示会

・はなまき産業大博覧会2012,花巻市総合体育館,2012年12月14~16日

・メッセナゴヤ2013,ポートメッセなごや,2013年11月15,16日

・はなまき産業大博覧会2013,花巻市総合体育館,2013年11月29日~12月1日

・はなまき産業大博覧会2014,花巻市総合体育館,2014年11月29,30日

・第16回日本言語聴覚学会,仙台国際センター,2015年6月26,27日

・JSTフェア2015~科学技術による未来の産業創造展~,東京ビッグサイト,2015年8月27,28日

・第20回イーハトーヴの科学と技術展,イオンモール盛岡,2015年8月29,30日

・はなまき産業大博覧会2015,花巻市総合体育館,2015年11月28,29日

・第17回日本言語聴覚学会,京都市勧業館みやこめっせ,2016年6月10,11日

・特別支援教育ICT活用研修会in盛岡,盛岡市総合福祉センター,2016年12月18日

・岩手県作業療法士会 コミュニケーション支援機器活用のための研修会,ふれあいランド岩手,2016年2月18日

・第18回日本言語聴覚学会,くにびきメッセ,2017年6月23,24日

・岩手県作業療法士会 特別支援教育と作業療法フォーラム,オガールプラザ,2017年8月4日

・APCSLH2017(第10回アジア環太平洋音声言語聴覚学会),国際医療福祉大学成田キャンパス,2017年9月17~19日


■問い合せ先

岩手大学 理工学部 システム創成工学科 機械科学コース 佐々木 誠
〒020-8551 岩手県盛岡市上田4-3-5
Tel & Fax: 019-621-6385
E-mail: makotosa[at]iwate-u.ac.jp

※ メールの際は,[at]を@に置き換えてください